突然ですが、ここはどこでしょう。
正解は、エレベーターの中です。
ですが、みなさんがよく利用するエレベーターとは違いませんか?
なんだか扉みたいなものがありますね🧐
実はこのエレベーター、ただの乗用エレベーターとは違います。
【寝台用エレベーター】という分類に分けられるエレベーターで、特別なエレベーターなんです!
今回は、寝台用エレベーターについてご紹介します。
実際に利用したことのある方も初めて目にした方も、ぜひご覧ください✨👀
寝台用エレベーターとは?
ベッドに寝たきり状態の方やストレッチャーを利用する患者のために、特別に設計されたエレベーターです。病院や介護施設などの医療施設に設置されています。
通常の住宅マンションには乗用エレベーターが設置されていることが一般的ですが、高齢者向けの住宅施設などに寝台用エレベーターが設置されていることがあります。
寝台用エレベーターの特徴
寝台用エレベーターは通常の乗用エレベーターよりも広いスペースを持ち、ベッドやストレッチャーをそのままエレベーターに乗せることができます。また、その重さに耐えることができるよう設計されています。出入りがスムーズにできるように、出入口が広いもの特徴です。
扉のヒミツ
スペースが限られていたりコストがかかるため広いエレベーターを設置できない場合でも、省スペースで寝台用エレベーターを設置することが可能です。それが冒頭でご紹介した写真のエレベーターなんです。通称トランク付きエレベーターです。
扉がついていましたよね。この扉を開けてみましょう!🤗
扉を開けると、そこには何も入っていません。ただ、扉を開けたことによって奥行きが出たのでエレベーターが広くなりました。
これこそが、この扉の役割なんです!
扉を開けて空間を広げることで、ベッドやストレッチャーに横たわったままエレベーターに乗ることができます👍
必要が無いときは扉を閉じておけば、通常の乗用エレベーターと大きさも形も変わりません。
わざわざ大きいサイズのエレベーターを付けなくても、ちょっとの工夫でスペースが広くなるなんて画期的ですよね✨
ちなみに・・・
扉には鍵がかかっていて限られた人物のみ利用できるようになっています。
故障の原因になってしまうので、無理やり開けようとしないでくださいね🙅
以上、寝台用エレベーターの紹介でした!
みなさんもエレベーターに乗る機会があれば、扉があるかどうか探してみてくださいね🕵️