さあやって参りました、エレベーターの部品交換に密着 第6弾です!!
今回取り換えるのは エンコーダーワイヤー です。また中々マニアックな部品ですね~👀
みなさんが普段目にすることの無い、舞台裏を大公開しちゃいますよ✨
エンコーダーワイヤーって?
エンコーダーワイヤーとは、簡単に言えば エレベーターの速度と距離を測定するためのワイヤー です。
エレベーターには、エンコーダーというものがあります。エンコーダーとは、エレベーター(モーター)の動きに合わせて回転数を読み取る機器で、速度制御の一部を担っています。そしてその回転数を読み取るために必要なのがエンコーダーワイヤーなのです。
エンコーダーワイヤーの交換
エンコーダーワイヤーは長く使用していると、錆びたり素線切れを起こしてしまいます。ワイヤーが悪くなるとエンコーダーが正しい数値を測定できなくなります。
そのため、年数や状態を見て適切な時期にワイヤーを交換する必要があるんですよ😉👍
では早速交換の様子をご覧いただきましょう!🧑🔧
既存のエンコーダーワイヤーを取り外す
まず古くなったエンコーダーワイヤーを取り外していきます。
ピットと呼ばれる地下に設けた空間に入り、ワイヤーを切ります。ワイヤーが切れたら最上階からワイヤーを引っ張り上げていきます。
新しいエンコーダーワイヤーを取り付ける
既存のワイヤーを全て巻き取れたら、新しいワイヤーを取り付けていきます。
取り外したときと反対の手順です。まず最上階からワイヤーを下へ送り、長さを決めてワイヤーを固定します。
最上階でワイヤーが固定出来たら、今度は最下階です。ワイヤーを適当な長さに切り、緩すぎず張りすぎないように調節します。
固定出来ました。長さもいい感じですね✨
最後に増し締めをして完了です。
新しくなったエンコーダーワイヤーがこちら👇すっかり綺麗になりましたね!🤗
いかがだったでしょうか。
このような部品交換は、皆さんが安全にエレベーターに乗れるようにするためだけでなく、エレベーターを長持ちさせるためにも欠かせません✨
以上、エンコーダーワイヤーの部品交換でした。次はどんな部品を交換するのでしょう🧐