操作盤に不停止キーを取り付ける作業に密着、後編です。
前編では、操作盤にキーシリンダーがちょうど収まる大きさの穴をあけるところまでをご紹介しました。
今回は取付完了までご覧いただきましょう👀
⑧仕上げ
前回あけた穴のバリを取っていきます。バリとは、金属や樹脂などを加工したときにできる、意図しない形の突起のことを言います。
バリがあるとキーシリンダーが収まらなかったり作業中に怪我をする可能性があります。また、ショートする危険性もあるのでバリをしっかりと取らなければならないのです。
バリを取るとこんなに綺麗になるんです!
ここまでできたら清掃してくずや汚れを取ります。
ピカピカになりましたね!✨
⑨キーシリンダーを取り付ける
ピカピカになった操作盤にいよいよキーシリンダーを取り付けていきます。
穴にピッタリハマりました!両面テープで取り付けた後、裏からしっかりとボルトで固定します。
⑩部品を元の位置に戻す
加工前に取り外したボタンや基盤を元の位置に戻していきます。
間違えて上下逆にしないように・・・(笑)
⑪操作盤を取り付ける
完成しました!それではこれをエレベーターに取り付けに行きましょう!
⑫電源を入れ、動作確認
取り付けられましたね✨では電源を入れてみましょう。
動作確認をします。スイッチがオフになっている状態では、ボタンを押しても反応しません。
今度はスイッチをオンにしてボタンを押してみます。すると、ボタンが反応しました!
⑬清掃
問題なく正常に動いたことを確認できたら、最後に清掃をします。せっかく新しくしたのに汚れが残っていたら嫌ですもんね💦
お客さんに引き渡す際に、以前より綺麗になっている!と思ってもらえるように心がけています💞
いかがだったでしょうか。
不停止キーはこのようにして設置されているんです!
エレベーターの制御盤にある謎の鍵穴の正体が分かってスッキリしましたね✨
以上、「エレベーターに不停止キーを取り付けてみた」でした~🙃