【衝撃】エスカレーターの手すりが新品に!!【交換作業】

保守点検

エレベーター エスカレーター って、響きが似ていて混同しちゃいますよね。
我々京都エレベータは、エレベーターだけでなく、エスカレーターの点検も行っています。

エスカレーターに乗るとき、みなさんは 手すり に掴まりますよね。
この手すり、業界用語で「 ハンドレール 」と呼びます。
なんだかカッコよく聞こえませんか?😎

みなさんが利用するエスカレーターの中には、そのハンドレールが汚れていたり、異音がしてくたびれているものってありますよね。
ハンドレールは剥きだしのうえ常に動いているので、月日を重ねるごとに劣化していきます🌀
劣化したハンドレールは安全性や快適さを保つために新しいものに交換する必要があるんです。

今回はエスカレーターの手すりを交換する様子をお届けしましょう!🎁

エスカレーター手すりを交換!!

準備

カバーを外す

まずはハンドレールを覆うカバーを取り外します。
ハンドレールは、みなさんが乗る場(以下「ステップ」という)と連動してぐるぐる廻っています。

カバー外す1
カバー外す2
カバー外す3

ステップを外す

次にステップを取り外します。4つほどステップを外していきます。

ステップを外す1
ステップを外す2
ステップを外す3

このように空洞ができました。

ステップを外す4
ステップを外す5

駆動部品を外す

この車輪が、ハンドレールを動かす駆動部品です。これも取ってしまいます。

駆動部品外す1
駆動部品外す2

これにて準備完了です。

古いハンドレールを外す

いよいよハンドレールを取り外していきます。
しっかりはめ込んでいるので、外すときは上に引っ張って取っていきます。

ハンドレール外す1
ハンドレール外す2
ハンドレール外す3

片方が外れたら反対のハンドレールも外します。

ハンドレール外す6
ハンドレール外す7
ハンドレール外す8

ベアリング交換

ハンドレールの内側に入っているベアリング(軸受)を交換します。
ベアリングとは、機械が動くときに回転する軸を支え、摩擦を極力なくし滑らかに回転するための部品です。

ベアリングを交換1
ベアリングを交換2

取り外した古いベアリングの多くが壊れていたようです。
これではハンドレールがスムーズに動きませんね💦

ベアリングを交換3

新しいハンドレールを取り付ける

ベアリングを交換できたら、新品のハンドレールを付けていきます。
ハンドレールを取り付けるときは、下から送り込んでいきます。

ハンドレールを付ける1
ハンドレールを付ける2

ハンドレールを一部はめ込み、滑らせることで全体にはめていきます。

ハンドレールを付ける3
ハンドレールを付ける4

みんなで息を合わせて取り組みます。大掛かりな作業ですね😧

ハンドレールを付ける5
ハンドレールを付ける6

片方ができたら反対側も同じようにしてはめ込んでいきます。

ハンドレールを付ける9
ハンドレールを付ける10
ハンドレールを付ける11

元に戻す

新しいハンドレールを取り付けられたら、分解したものを元に戻していきます。

元に戻す1
元に戻す2

せっかくつけたハンドレールが振動で外れてしまわないよう、外れ止めのローラーもしっかり付けておきます。

元に戻す3

試運転する

ハンドレールの取付けが完了したら、試運転をします。
空転せずにステップと連動して動いているか確認します🕵️

試運転1
試運転2
試運転3

カバーとステップを戻し、ハンドレールについているフィルムを外したら完了です。

完成1
完成2

綺麗なピカピカのハンドレールに生まれ変わりましたね😁✨

完成3
完成4

以上、ハンドレールの交換の様子をお届けしました。
貴重な映像はYoutubeにあがっているので、ぜひご覧ください!


京都エレベータのYoutubeチャンネルでは、この他にもエレベータに関する疑問やちょっとした豆知識なども含めて週2回を目安に配信をしておりますので、チャンネル登録をお願いいたします。
タイトルとURLをコピーしました