現在『100万ドルの五稜星』が大ヒット上映中の名探偵コナン。
青山剛昌原作の漫画作品で、1996年よりテレビアニメの放送が開始された国民的アニメです。
コナンと言えば、様々な事件のトリックと推理力に驚かされますよね。
これほど長く続いているならば、コナンにエレベーターが出てくる回があるのでは?と思い
調べてみると…
ありました!エレベーター重要な役割を果たしている回が!!
ということで今回は、名探偵コナンに出てくるエレベータートリックは実際に可能なのか、
再現し検証してみましょう🕵️
検証する事件
今回検証していくのは、名探偵コナンのシーズン2第50話「図書館殺人事件」のトリックです。
単行本では第10巻に収録されています。かなり古いお話ですが、みなさんはご存知ですか?😶
コナンが解決した事件の中でも一二を争うトラウマ回と呼ばれているそうなので、印象に残っている方も多いのではないでしょうか。
事件の内容はこちら👇
引用元
週刊少年サンデー公式サイトWEBサンデー全事件レポート編纂室 https://websunday.net/episode/11930/
アニメはこちら👇
※以後ネタバレ注意※
犯人が隠した死体は、なんとエレベーターにありました😮
エレベーターのカゴ上に隠されていたのです。
では、エレベーターの上に隠された死体をコナン達少年探偵団が見つけ出すシーンを
再現してみましょう!
検証開始
死体をカゴ上にセットする
実際に死体を…というわけにもいかないので、今回はマネキンを使って検証します。
犯人は被害者の首を絞めた後、上から突き落としてカゴ上に落としましたが、それは危険なのでやめておきましょう。
マネキンをカゴ上にセッティングします。
今回使用したエレベーターでは、安全柵を立てていることも相まってアニメのように横たわらせることはできませんでした。非常に窮屈そうですね😂
死体を見つけるシーン
エレベーターの扉を開ける
歩美「コナン君!どこに行ってたのよ」
コナン「上の機械室へちょっとね」
元太「その部屋に死体があったのか?」
コナン「いや、機械室にはこのエレベーターのドアを手動に切り替えに行っただけだよ」
このやり取りの後、コナンがエレベーターの扉をこじ開けます。
実際にこのシーンを再現してみましょう。
まずドアの手動とは何なのか疑問を抱きます。
なぜなら、ドアを手動に切り替えるスイッチなど無いからです。
エレベーターの扉をこじ開けてみましょう。
扉にはロックがかかっており、外から開けることができないのです。
エレベーターを呼びだす
エレベーターの扉を開けた状態でエレベーターを呼びだしてみます。
扉が開いている状態では、呼び出しボタンを押してもエレベーターは来ません。
これでは犯人がエレベーターに乗ってくる恐ろしいシーンが撮れませんね…💧
完全再現
ではエレベーターの扉が開いている状態でもエレベーターが来るように操作し、アニメの再現をしてみましょう。
セリフ付きでどうぞ!!
死体を見つけてから犯人がエレベーターに乗って現れるところまで、完全再現ができましたね✨
検証結果
実際に再現してみると、いくつかの疑問点がありました。
①ドアには手動はない。
②エレベーターの扉を外からこじ開けることはできない。
③扉が開けたままではエレベーターは動かない。
現在のエレベーターでは再現不可能だということが分かりましたね。
ですが、やはり名探偵コナンのトリックは斬新で面白いですね!