エレベーター小ネタ集

お役立ち情報

みなさんはエレベーターのことをどれくらい知っていますか?😯
今回はエレベーターにまつわるアレコレを6つ紹介します。
これを読んでエレベーターに詳しくなりましょう!!

エレベーター小ネタ集

エレベーター中にある扉の中は…

みなさんはエレベーターの中でこのような扉を見たことはありませんか?

扉1

ついているエレベーターとついていないエレベーターがありますよね。
この扉、開けると中は何が入っているのでしょうか?🤔

扉2

実は・・・何も入っていないんです!

トランク

この空洞ができることによって、ベッドやストレッチャーをそのままエレベーターに乗せることができるようになります。

エレベーターの救出口を開けると…

映画やドラマで度々登場するエレベーター。
アクションものだと、エレベーターに閉じ込められた人間が天井から脱出するシーンがありますよね。

救助口1

エレベーターの中には、天井に救出口があるタイプのエレベーターがあります。
映画では、この救出口を開けて外へ脱出するのですが・・・。

救助口2
救助口3

実際には、救出口を開けるとエレベーターは止まってしまうのです。

救出口脱出

そもそも天井に届くのか、エレベーターの内側から救出口を開けることができるのか、問題点はたくさんありますね。

走行中に地震が起きると…

日本は地震大国のため、地震が非常に多いですよね。
もし、エレベーター走行中に地震が起きたら、乗っている人たちはどうなってしまうのでしょうか?😥

地震1

エレベーターが揺れを感知すると、表示盤が赤くなります。

地震2
地震3

5階のボタンを押していたはずが、勝手に3階に停止し、扉が開きましたね。
これは「地震管制運転」といい、揺れを感知するとエレベーターは強制的にこの運転に切り替わります。
走行している所から一番近い階に停まり、乗客がすぐ脱出できるようになるのです。

地震管制運転

ただし、「地震管制運転装置」が義務化されたのは、2009年9月以降に設置されたエレベーターです。
それ以前のエレベーターには、この機能がない場合があります。
もし閉じ込められてしまったら、助けを呼び安静にしていましょう。

エレベーターには年1回の…

エレベーターを安心・安全に利用するためには、悪いところがないか検査しメンテナンスすることが大切です✨
車に車検があるように、エレベーターにも法的な検査があります。

検査1
検査2
検査3
検査4

資格を持った人間が検査をし、特定行政庁に報告します。
合格ラインをクリアすると「定期検査報告済証」が発行され、そのエレベーターの安全性が法的に認められるのです。

定期検査

積載荷重が1㌧以上のエレベーターはクレーン協会による「性能検査」をおこない、都道府県労働長へ報告します。(※例外があります。)
こちらも合格すると「検査済証」が発行されます。

身障者用のボタンを押すと…

みなさんは車いすマークが描かれたボタンがついているエレベーターを利用したことがありますか?🤔
このボタン、車いすの方でも押せるように通常の乗場ボタンよりも低い位置に設置されていますよね。でも実は、それだけじゃないんです。

通常のボタンと身障者用のボタンを押して比較してみましょう。

身障者1
身障者2
身障者3
身障者4

扉の開いている時間が変わるんです。
身障者用のボタンを押した時の方が、長く開放していますよね。
これは車いすの方や足の不自由な方がゆっくり乗り降りできるよう、わざと長く設定されているんです。

身障者用ボタン

高齢者にも優しい設定ですね。この違い、覚えておくと便利ですよ!

走行中停電が起こると…

エレベーターは電力で動いています。その電力が切れてしまうと、当然エレベーターは停止してしまいます。

停電1

このまま閉じ込められたかと思いきや、エレベーターが再び動き出しました。

停電2
停電3
停電4

「停電管制運転」が搭載されているエレベーターには、予備バッテリーが設置されています。
主電源が切れた時、自動で予備電源に切り替わります。
「地震管制運転」と同様、最寄り階まで自動運転してくれるのです。

停電管制運転

ただし、「地震管制運転装置」と同様、2009年9月以降のエレベーターには設置義務がありますが、それ以前のエレベーターには設置されていない場合があります。
もし運悪く閉じ込められてしまったら、助けを呼び安静にしていましょう。

いかがだったでしょうか。みなさんはいくつ知っていましたか?🤗
エレベーターには安全のため、利用者が使いやすくなるための工夫がたくさんあることがわかりましたね。
以上、エレベーター小ネタ集でした!


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