ペンギンくんがエレベーターに乗っていると、突然エレベーターが急停止。
ペンギンくんは中に閉じ込められてしまいました🐧
ペンギンくんには恐れていることがあります。
それは、助けを待っている間に酸素がなくなって窒息してしまうのではないか、ということです😰
エレベーターって密室みたいですよね。
ペンギンくんが恐れているように、長時間エレベーターの中にいたら酸素がなくなって窒息する可能性はあるのでしょうか💦
ということで、今回はそんな疑問を解決すべく、ある実験をしてみましょう!
空気の動きを可視化
空気は目に見えません。このままではエレベーター内の空気がどのような動きをしているのか分かりませんよね。
そこで今回は 煙 を使って空気の動きを見えるようにします。
実験スタート
実験①
では、エレベーター内を煙で充満させましょう。
煙が充分に入ったら扉を閉め、この状態で15分間放置します。
15分後
充満させた時と15分後を比べてみましょう。
真っ白で何も見えない状態だったのに、15分後はペンギンくんの姿が見えますね🐧
空気はどこへ?
エレベーターは密室のように見えるのに、煙はどこから外へ出て行ったのでしょうか❓🤔
確認すると、エレベーターのカゴ上から大量の煙が出ていました!
なぜカゴ上からかというと、エレベーターのカゴ上には 通気口 がついているからなんです。
また、扉の隙間 からも煙が出ています。
エレベーターの扉には、扉同士や地面に擦れないように若干の隙間があります。
この隙間から煙が出ているのです。
実験②
エレベーターには 換気扇 がついています。今度はこの換気扇を付けて同じ実験をしてみましょう。
再び煙を充満させます。
15分後
15分経つとすっかり煙が無くなっていますね。
ペンギンくんがハッキリと見えます👀
実験①②の比較
換気扇をつけなかった実験①と換気扇をつけた実験②を比べてみましょう。
では煙が充満した状態から。
こうして比較すると、煙が出ていく量が全く違いますね。
まとめ
いかがだったでしょうか。
エレベーターは密室のように見えて、空気の出入口がたくさんあるんです。
そのため、長時間エレベーター内に閉じ込められたとしても、酸素がなくなって窒息する危険性はありません。
閉じ込められた時は、エレベーター内で安静にして救助を待ちましょうね🙆♀️