毎月恒例のエレベーターの部品交換に密着!第三弾です✨
みなさんが普段目にすることのない、エレベーター不良部品の取り換え作業をご覧いただきます。
メンテナンス員がどのようにして交換しているのか?舞台裏を大公開です🤩
今回ご紹介するのは、みなさんお馴染みの 乗り場押しボタン の交換です。
壁にくっついているあれをどうやって・・・❓気になりますね👀
それではさっそく参りましょう!
乗り場押しボタンとは?
乗り場押しボタンとは、みなさんがエレベーターを利用する時に使うこのボタンです。
このボタンを押してエレベーターを呼び出します。
なんで交換するの?
ボタンは消耗品です。何度も押されることによって接点が摩耗し、反応が悪くなっていきます。
1回では反応しなくなり、そのうち何度かボタンを押しても全く反応しなくなってしまいます。
ボタンが押せなくなってしまっては、その階ではエレベーターが使えなくなってしまうので非常に不便ですよね💦
そのため、我々はメンテナンスで反応があまり良くないと感じたら、取り換えの提案をさせていただきます。
乗り場の押しボタンは1階がよく使うので、傷みやすいです😵
建物の階数や利用頻度によって劣化の仕方に差はありますが、5年くらいで取り換えるのが理想です。
乗り場押しボタンの交換
では、実際に乗り場押しボタンを新しいものに取り換えていきましょう!!
① 操作盤を開ける
ボタンを取り出したいので、操作盤を開けます。操作盤は工具を使ってパコっと開けることができるんです。
操作盤が開きました。操作盤の裏側はこんな感じになってるんですね!😮
② 操作盤からボタンを取り外す
固定ねじを取って、操作盤からボタンを外していきます。
操作盤と繋がっている線も慎重に抜きます。
ボタンを固定しているものを外し、ボタンだけを取り出します。
古いボタンを取り出すことができました。新品のボタンと比べてみても、見た目の変化がほとんどありませんね🤔ただし、押し心地が全然違うそうですよ!
③ 操作盤に新しいボタンを取り付ける
既存の古くなったボタンを外せたら、新品のボタンを取り付けていきます。
取り外した手順と逆の手順で作業をおこないます。
操作盤に取り付ける際に、しっかりとボタンが押せるかどうか確認します。
せっかく取り換えたのにボタンが押せないなんてことが無いように、チェックは大切です✨
④ 操作盤を閉じる
ボタンを操作盤に取り付けることができました!
繋いだ配線を綺麗に整えて、配線を挟まないように閉じていきます。
操作盤を閉じたら、ボタンを実際に押して最終確認をおこないます。
新品のボタンに換えると、ボタンの反応が良くなりました😄👍
いかがだったでしょうか。
ボタンの扱い方によってはボタンが長持ちするので、みなさんがエレベーターに乗るときは優しくボタンを押してあげてくださいね。
以上、乗り場押しボタンの交換でした。次はどんな部品を交換するのでしょう🧐