様々なエレベーターに乗っていると、ボタンを押しても光らずたどり着けない階があるエレベーターに出会ったことはありませんか?
そのボタンの横には、このような鍵穴が付いていますよね。
これは不停止キーというものです。この鍵穴に専用の鍵を指しスイッチを入れると、その階のボタンが点くようになります。
これが設置されている理由は、鍵を持っている人のみが特定の階に行けるようにし、その他不特定多数の人が行けないようにするためです。
この不停止キー、どうやって取り付けていると思いますか❓🤔
ということで、今回はとあるエレベーターに不停止キーを取り付けに行きましょう!
不停止キーの取付けを考えている方、必見です👀✨
①電源カット
まずはエレベーターの電源を落とします。
操作盤を取り外すので、このエレベーターはしばらく使用できません。
② 操作盤を取り外す
電源を落としたら、操作盤を取り外します。操作盤から配線を傷つけないように外し、丁寧に持ち運びます。
③ 一度会社に持ち帰る
操作盤は加工するため、一度会社へ持ち帰ります。
④ 外せる部品を取り外す
加工時に邪魔にならないよう操作盤に付いている部品を全て外していきます。また取り付けることになるのだから外す必要ないのでは?と思う方もいらっしゃるかもしれませんね。
ですが、軽量化や部品を守るためでもあるので、この作業は必須なんです!
⑤ キースイッチを取り付ける位置を確認
操作盤から部品が外せたら、不停止キーを取り付けるために位置を確認していきます。不格好にならないよう採寸したり裏側から確認して、念入りにシミレーションします。
位置が定まったら、穴をあける位置をマークします。
⑥ 加工部分以外を保護
加工部分以外は傷つかないよう段ボールなどで保護します。
⑦ キーシリンダー用の穴をあける
ではいよいよ加工開始です。まずはドリルを使って小さな穴をあけていきます。
徐々にドリルビットの太さを大きくし、小さな穴を広げていきます。
ある程度の大きさまで穴を広げられたら、ホールソーでキーシリンダーの大きさまで広げます。
みなさん「ホールソー」をご存じでしょうか❓DIYをしている方は知っているかもしれませんね!
ホールソーとは、木材や金属にドリルではあけられない大きな穴をあけるための工具です。
電動ドリルやインパクトドライバーに取り付けて使用します。
ホールソーのサイズによってあけられる穴の大きさが変わるので、今回はキーシリンダーにあったサイズのものを使用します。
・・・前編はここまで!
非常に気になるところで終わってしまいましたね。このあとどのような作業になるのでしょうか🤔
後編はまた来週です🌼お楽しみに!